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戦後のスギ・ヒノキの拡大造林計画や住宅開発により生態系のバランスが崩れてしまった森を整備し、その地域の生態系に合った広葉樹を植林することで、都留市のシンボルであるムササビの生息域の回復をめざす活動です。
パートナー:NPO法人都留環境フォーラム

山梨県都留市は、富士山の北東側に位置し、三ツ峠山や御正体山などに囲まれ、豊かな自然が残るまちです。一方で、戦後の林業全盛期には針葉樹が中心となって、野生生物の食物となる広葉樹林が少なくなってしまいました。また、近年のレジャー施設や宅地開発によって、地域の生態系は破壊されてきました。
そうした自然破壊の影響を大きく受けた生物の一つが、ムササビです。ムササビは樹齢100年以上の巨樹の洞(うろ)をねぐらとし、夜になるとえさを求めて滑空しながら移動するため、生息には広い森林が必要です。都留市のムササビは、急速な開発によって森が失われ、生息域が分断されています。
都留市の山林は、過去に造林された針葉樹が伐採適齢期を過ぎても伐採されず、間伐などの手入れも十分にされていない状態です。
そこで、ムササビにとって棲みよい森を目指すため、林地を整備し、広葉樹を植林します。植林した広葉樹は、いずれムササビの住処となり、実はえさとなります。分断されていた生息域がつながることで、生物多様性の回復にもつながることが期待されます。
今年度は、ムササビが住みやすい森にするための生態系調査と、森林整備活動を実施します。
また、10月には、エコカード会員を対象としたエコツアーを開催する予定です。